セルフチェックも重要|うつは早めの診断と治療をすること【誰もが患う可能性がある病気】

うつは早めの診断と治療をすること【誰もが患う可能性がある病気】

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セルフチェックも重要

看護師

医師との相性も大切です

何となく気分がすぐれない、理由のはっきりしない不安を感じるといった気分の変調は誰もが経験するものです。2日から3日もすれば何事もなく日常生活を過ごせる様になる人が殆どです。しかしうつ病になるとこれ等の症状がいつまでも続きます。感情のコントロールを失うだけでなく、体重の減少や疲労感、不眠等の体の症状があらわれる人もいます。ある日突然に発症するのではなく、様々な心への負担が重なり生じてきます。マイナス的思考による悪循環にはまり、脳内神経伝達物質のバランスが崩れている状態と考えられています。中でもセロトニンやノルアドレナリン、ドーパミンは人間の気分に影響を与える物質です。これ等が減少する事でうつ病の症状を引き起こしていると言われています。この病気になる人は几帳面で真面目な性格である上に協調性があり、職場や家庭でも問題なく暮らしている人が多いです。気が付かない内に病状が進んでしまう恐れがあるので注意が必要です。いくつかの症状が2週間以上続く場合はうつ病の疑いがあるので、できるだけ早く専門医による診断と治療を受ける必要があります。この病気は早期に治療をはじめれば、短期間で治す事ができます。しかしぶり返しも多い病気なので、定期的にセルフチェックをしておく事が大切です。自分や家族の者がうつ病と診断されても慌てずに治療に適した環境づくりに配慮する事が先決です。周囲の人以上に本人は焦っています。過剰な励ましの言葉は逆効果になる事があるので、気長に見守る様な気持ちで接してあげる事が必要です。うつ病の診断と治療は精神科で受ける事になります。医療機関を利用する事に気が進まない人もいますが、今やうつ病は風邪を患うのと同じ様な感覚で多くの人に認識されつつあります。駅前や繁華街で見られるメンタルクリニックは何処も明るく入りやすい雰囲気なので、気軽に利用する事ができます。この病気は辛い体験やトラウマが原因となり生じている心因性のものや性格や気質が影響している内因性とに分けられます。そして最も多く見られる定型うつ病の他に新しいタイプの非定型うつ病があります。苦手な分野に対してだけ症状が見られるのが特徴です。この他にも躁状態が混合する双極性障害があります。この様に多様な種類の症状が見られるようになり治療方法も異なるので、慎重な診断が求められます。薬物療法が中心となりますが、心理療法やカウンセリングも必要に応じて取り入れていきます。そして使用されるSSRIやSNRI等の抗うつ剤は比較的副作用が少ない薬なので、安心して治療を続ける事ができます。2週間から1ヶ月程すれば少しずつ薬の効果を実感できる様になりますが、はじめは副作用を感じる事があります。個人差があるので、必ず医師に伝えて対応してもらいます。短期間で回復の兆しが見られる人もいますが、維持療法として1年程は薬物療法を続けた方が無難です。そして薬物療法に加えて受ける事で高い治療効果を発揮するのが心理療法です。対人関係療法や認知行動療法はその人の性格や気質等による考え方を客観的に認識する事で改善を促す事ができます。そして治療効果を高める為には医師とのコミュ二ケーションの量が重要なポイントになります。まずは自分と相性の良い医師を見つける事が必要です。